昨日は、地元の神社の例大祭でしたが、、、
2020年4月30日
黒沢には、いわゆる「村の鎮守」の福田神社があります。
毎年5月の昭和の日に例大祭が行われます。
ですが、今年は「新型コロナウイルス感染拡大防止」のため
中止となりました。
例大祭といっても小さなものですが、
地区の方々が当番で、獅子頭(黒沢では「おがぐら」と呼んでます)を携えて家々を回り
家々ではお酒をふるまいながら、家内安全・商売繁盛のお札を頂きます。
そして、百段を超える石段を上り、神社に参拝に。
今年は、皆様の健康と感染拡大防止が最優先なので
しかたありません。
ちょっと前、ひと気のない例大祭の前(4月17日)に、
神社の桜を見に行ってきました。
鳥居をよく見ると、
建立が「嘉永三年」、西暦でいうと1850年。
170年前
当時の歴史をちょっと見てみると、
1840年(天保11年) アヘン戦争。
1841(天保12年) 天保の改革
1849年(嘉永2年) 佐賀藩(種痘菌)がワクチンを輸入。
1855年(嘉永6年) ペリー来航
(間違ってたらごめんなさい)
と、日本と日本を取り巻く世界情勢が激変しているなか
疫病(天然痘)に立ち向かうべく、最新の医療技術を導入している
そんな時代だったようです。
平和と安寧、そして健康であることを願う当時の方々の息遣いが聞こえてきそうです。
平和で、皆が健康であることを思う気持ちは、昔も今も変わらないものですね。
福田神社の石鳥居としだれ桜、
機会があったら、寄ってみて下さい。
黒沢温泉喜三郎